調光レンズは「ほぼ無色」から「サングラス」へとカラー濃度が変化するレンズです。
外ではまぶしさから目を守り、室内では自然にほぼ無色になる便利な2way。
実は歴史も古く、1960年代のガラスレンズ時代に登場しています。
快適さを決めるポイントは「どれだけ早くカラー濃度が薄くなるか」。
最新のレンズは、数秒で発色、退色も2分ほど。とても実用的になっています。
以前は「退色に時間がかかりビジネスシーンでは不向き」「紫外線カットされた車内では、ほぼ発色しない」といった弱点がありました。
最近は、紫外線だけでなく“光(可視光線)”にも反応するタイプもあり、運転中でもある程度までカラー濃度が濃くなるようになっています。
【紫外線タイプが向いている方】
・サングラスは屋外使用で、運転では色が濃くならなくても気にならない方
・室内は、できるだけ透明に近いレンズがいい方
【調光レンズの向かない方】
・太陽光に弱く、運転中はしっかり遮光したい方(→偏光レンズがおすすめ)
・屋内外を短時間で頻繁に出入りする方(色の変化が追いつきにくい)
最新の調光レンズは、ライフスタイルに合えば、「普段使いのメガネ」と「外出用サングラス」がひとつになった便利アイテムです。
あなたに合わせて、{紫外線タイプ}か{光(可視光線)タイプ}かを選んでみてくださいね。